BYHEALTH社、中国での需要を満たすため女性向け健康食品NPDに注力 - Growth Asia Summit
ダイエタリーサプリメント大手のBYHEALTHは、ビタミン・栄養補助食品（VDS）ユーザーの大部分を占める中国の女性消費者の進化するニーズに対応する製品の開発・発売に力を注いでいる。
消費者の需要とデータ分析に基づき、同社は、腸内マイクロバイオーム、精密栄養、脳の健康、ホメオスタシス、心血管、アンチエイジングという6つの主要な栄養補助食品カテゴリーを特定している。
より広い視野：エナジードリンク特化からマルチ飲料ポートフォリオへの転換を図る中国EastRoc社
EastRocは、中国国内で唯一2兆円強以上の評価を受けている飲料専業企業で、売り上げの大部分をエナジードリンクに特化してきた。
しかし、同社は、近年の飲料業界の動向を踏まえ、1製品モデルが最善の道ではないと考え、事業展開戦略を大きく変更しようとしている。
中国のダブルカーボン目標：植物性食生活の利点を知るだけでは肉食を減らすよう説得 するには不十分
最近の報告によると、消費者に肉の摂取量を減らすよう説得するには、植物ベースの食事の利点を伝えるだけでは十分ではなく、むしろ生活習慣や栄養面の懸念などの要因によってサポートされる必要がある。
中国の二重炭素目標には、2030年までに炭素排出量のピークに到達し、2060年までに 「カーボンニュートラル」になることが含まれている。これらを達成するために、政府は 肉の消費を減らすなど、食料消費パターンを変えようとしている。
お茶の中の仕掛け：YiliはツイストトップのRTDシリーズで新たな消費者層の獲得を目指す
中国乳製品大手のYili社は、同社のINIKINブランドで「インスタント抽出茶」と名付けられた全く新しい製品コンセプトのRTD（Ready-to-Drink）茶の分野に進出し、国内消費者の新たな基盤を築こうとしている。
「インスタント抽出茶のコンセプトは、当社の新しいツイストキャップ技術によるもので、マイナス40℃で凍結乾燥させた茶葉をキャップに入れ、キャップをひねると茶葉がボトルに落ちる仕組みになっています」と、Yili上海支店の Baoguang Wang GMは、the Food and Beverage Innovation Forum (FBIF）2024の会場で述べた。
シンガポールのJäädeがプレミアムウォーターで中国に進出、中東市場も視野に
Jääde（ヤーデ）ブランドは、中国でのオンライン販売を開始し、他の東南アジア市場や中東への進出を視野に入れている。
2023年に設立されたJäädeは現在、地元シンガポール市場でブランドの認知度を高め、消費者の信頼を築くことに注力しており、長期的な目標はプレミアムウォーター分野の トップブランドになることだ。