スタートアップ・スポットライト：インドのBira91、シンガポールのCurated Culture、ニュージーランドのAF Drinksなど

デリーに本社を置くビール会社Bira 91は、「より健康的でより実験的な」製品に対する消費者の要求がどのように同社のイノベーション戦略を導いているかを詳述し、また「プレミアム」なインドビールの計画も明らかにした。

ビラ91は最近、日本の三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループから1,000万米ドル、ビール大手キリンから7,000万米ドルの資金提供を受け、生産能力と流通網の国内外への拡大に充てる予定にしている。

シンガポールを拠点とする Curated Culture社は、「コンブチャではない」と強調するプロバイオティクス・ティー製品で、APAC地域のスポーツとウェルネスの分野に参入する大きな計画を持っている。

同社のCEO兼共同設立者であるChristian Eviston-Pusch氏によると、同社のプロバイオティクス・ティーは「この種のものとしては世界初」であり、独自の発酵技術により、最終製品は砂糖や乳製品不使用でありながらプロバイオティクスがぎっしり詰まっているという。

米国の消費者がこのカテゴリーを受け入れる準備が整っていると考えるニュージーランドのAFドリンクスは、米国の始まったばかりのゼロ・アルコールおよび低アルコール分野を開拓するには、小売業者の教育と協力が不可欠だと語る。

アメリカではFree AF として展開されるノンアルコールカクテルブランドは、最近、アメリカのAmazonと健康食品スーパーマーケットチェーン、 Sproutsの23州400店舗で販売を開始した。

Woolworthsが主導する最新のアクセラレーター・コホートにおいて、植物ベース、健康に良い代替品、機能性スナックが主流となっている。

Seedlab Australiaによって特定された15社のうち、9社がこの三つの分野で活躍している。

プレミアムオーガニックティーブランドのEnglish Tea Shopは、プレミアム化に対する消費者の需要が高まっていることと、ギフト用にデザインされた製品が強力な推進力であることを理由に、ヨーロッパでの10年間の成長の後、アジア太平洋地域を次の主要なターゲット市場と定めた。

英国を拠点とするEnglish Tea Shopは、茶をオークション方式で入札するのが主流であるのに対し、オーガニックティーの茶葉を独自に調達することで、高級茶ブランドとして名を馳せている。

「Start-up Spotlight」ではBira91、Curated Culture、AF Drinksなどを特集しています。