日本では果物の消費量が全般的に低く、人口が減少しており、最近ではコロナウイルスの大発生により供給困難になっているにもかかわらず、この成長がある。
ZespriのブランドマネージャーであるMaiko Kurita氏はFoodNavigator-Asia誌に、「Covid-19は確かに挑戦的で、シーズン序盤ではあるが、日本での強い需要シグナルに勇気づけられている」と語った。
日本は中国に次いで、Zespriの2番目に大きな市場で、 昨年、同社は10万トンを販売した。
4月30日の時点で、同社はキウイフルーツのトレイ140万枚(4,900トン)を日本に出荷している。
日本市場
栗田さんによると、日本の消費者は健康のためというより、楽しみのために果物を食べるのが一般的だそうだ。
「Zespriの調査によると、消費者は健康上のメリットを理解すると、より多くの果物を消費するようになります。当社のキウイフルーツ 「Zespri kiwifruits」 はビタミンCが豊富で、今後も消費者の需要は増え続けると考えています。」
日本では、消費者はスーパーマーケットのほか、コンビニエンスストアやeコマースサイトでZespriのキウイフルーツを購入することができる。栗田さんによると、日本では生鮮品のeコマースはまだ限られているとの事。
Zespriは現在、日本の販売店にキウイフルーツを無料で届けるキャンペーンを行っている。
「このような困難な状況下で出店を続けてきた日本のスーパー、果物、野菜店、そしてスタッフ全員に感謝の意を表したいと思いました。
これを行うために、私たちはZespriの消費者に、彼らが選んだスーパーやお店の名前をツイートしてくれるよう頼み、Zespri SunGold Kiwifruitのケースを販売店に届けることを約束しました。
スタッフをサポートしたいが、個人的に感謝の言葉を述べる機会がなかったという消費者からのツイートが1,000件以上ありました」 と栗田さん。
ニュージーランドからの輸出に加え、Zespriは日本に300の生産者を抱え、限られた生産量ではあるが国内流通に貢献している。
業界に対する公式声明で、Zespriは「日本ではまだCOVID-19の状況が進行しており、症例数は毎日増加し続けています。そのため、さらなる拡散を防ぐための措置がとられる可能性があります」と述べた。
先月、日本は1カ月間の非常事態宣言下に入り、その後5月末まで延長された。