この製品は、長持ちする歯ごたえのある食感と多種多様なフルーツフレーバーで有名、
特に米国とニュージーランドで強い支持を受けており、同社は国際的な成功を足がかりにブランドを拡大したいと考えている。
森永アジアパシフィックのTerry Kawabe常務は 「5年以上前から米国で3倍以上の売り上げを示しているので、オーストラリアでも同様の成功を収めたい」 と話している。
米国は最大の市場であり、2019年の売上高は50億円(4600万ドル)を上回り、2020年には62億円(5700万ドル)に達すると見込まれている。
ニュージーランドでは、ハイチュウが7年前から、Pak 'n SaveやNew Worldなどの小売店で販売されている。砂糖菓子部門では、Skittles、Mentos、Extra などの人気ブランドを抑え2.2%のシェアを占めている。
オージーフレーバー
Kawabe氏は「ハイチューはアメリカやニュージーランドでも高い評価を得ており、森永は、オーストラリア市場でも大きな成功を期待している」と語り、特に、「オーストラリアではガムやゼリーが他の西洋の市場よりも好調だ」と付け加えた。
FoodNavigator-Asia誌に、3種類のペグバッグ(オリジナルミックス、トロピカルミックス、スウィートサワー)と4種類のスティックタイプ(ぶどう、いちご、青りんご、マンゴー)を用意すると語った。 ハイチューには現在170以上のフレーバーがある。
ペグバッグの小売価格は3〜4豪ドル(2〜2.70米ドル)、スティックパックの価格は1.80〜2.50豪ドル(1.2〜1.70米ドル)。
Kawabe氏によると、スーパーマーケットや全国展開するコンビニエンスストアに進出する前に、アジア食料品店に流通させるのがオーストラリアでの計画である。
Costco、Walmart、Target、Kroger、Albertsons、HEB、Publix、Walgreens、CVS、7-Eleven、AM / PMなどの主要な小売チェーンへの進出を望んでいる。
ハイチューは、米国、ニュージーランド、オーストラリアに加えて、香港、中国、台湾、マレーシア、ベトナム、フィリピン、シンガポール、タイなど20か国以上で販売されている。
また、同社にはハイチューの英国市場への導入計画があり、米国では、次のブランドの展開を検討している。