これは、宇宙での食料生産と保存の課題を解決するための日本のプログラムSpace Food Xイニシアチブと提携している日本のクリーンミート会社インテグリカルチャー株式会社の見解である。
製品はSpaceSaltと名付けられている。
インテグリカルチャーの創設者兼CEOであるYuki Hanyu氏は、FoodNavigator-Asia誌に「SpaceSaltは、細胞ベースの肉に使用される材料の1つです。 主に塩、アミノ酸、ビタミン、砂糖、ミネラルが含まれています」と語った。
「SpaceSaltにはうま味があり、調味料または食品添加物として使用できます。」
同社は、CulNetシステムと呼ばれる特許取得済みのフィーダーバイオリアクターシステムを使用して、培養ダックフォアグラを生産している。
Hanyu氏によると、成長ホルモン（成長因子）を追加していない独自の食品グレードの培地、天然細胞（遺伝子編集または不死化なし）を使用している。
同社は、システムは「連続フロープロセス」であり簡単にスケールアップできる、つまりクリーンミートの生産コストを大幅に削減できると言っている。
スペースミッション
Hanyu氏は、SpaceSaltは、長期の旅行に自立する食物循環システムが不可欠であるスペースミッションに使用できると語っている。
「SpaceSaltを使って漬物を作る予定です。 パッケージには、軽量の厳選した乾燥野菜とSpaceSaltのバッグが含まれます。 水を注ぐと、すぐに食べることができます。」
スペースミッションとは別に、日常生活における調味料としても使用できる。
「SpaceSaltを生産するために外部のパートナーと協力しており、今年度末までに日本で最初の準備が整います。」
インテグリカルチャーは、培養フォアグラの生産拡大に取り組み、Hanyu氏が「2021年に準備が整い、2023年までにスーパーマーケットを狙う」と述べたことを以前、本誌で報告した。
同社はまた、2020年にはスキンケアおよびアンチエイジング化粧品を、2025年には培養ステーキを生産する予定。
同社は2015年に東京で設立され、現在は12人がチームを編成している。
Hanyu氏曰く、「細胞培養システムを使用して他の企業の成長因子の問題を解決するためのコラボレーションを受け入れます。